元転勤族のメモ帳

数年に1度更新するメモ帳です

ベルリンで子どもの健診

今日、こちらで初めて小児科に行きました。

 

ベルリンの小児科は、何かあった時に初めて行くのではなく、かかりつけ医に日ごろから診てもらって、何かあった時に訪れるべき場所だそうです(ネット情報)。

ということで、こちらに着いてすぐ7月上旬に小児科探し。ドイツの医療口コミサイトで評判の良い(点数が高い)かつ近所の医者を2件ピックアップ。普通は電話で予約するそうですが、そんなこと無理なので子どもとふたりで突撃。対面であれば、英語だとどうにかこうにか会話ができます(7割くらいしか理解できないけど)。

まず最寄り(徒歩5分)の小児科で、患者が多いから新規は無理と断られ大ショック。しかも日本みたいに『ごめんなさいね』な感じゼロで、なんともドイツらしい感じで、冷たく言い放たれ、待合室のおもちゃで楽しく遊んでいた子どもは帰りたくないと大泣きするし、すごい凹んでいったん帰宅。

気を取り直してもう1件(徒歩15分)の小児科へ。またダメだったらショックなので腹をくくって電話してみたけど繋がらず、結局突撃。

 

そして取れた予約が今日。8月30日。1か月以上待ちました。健診だから後回しにされたのかもしれないけど、急な病気の時こんな感じで予約取れなかったらどうしようと思うのですが、どうやらこちらでは小児科にホイホイ行くものではないそうです。『子どもは風邪をひいて、自然治癒力で直して丈夫な体をつくるべし』な考えが浸透していて、ちょっと風邪ひいたくらいでは医者に行かないし、医者に行っても薬は処方されないらしい(ネット情報)

 

健診は、身長・体重測定のほかに、予防接種状況の確認、発達具合の聴取などみっちり40分!『2語文はしゃべるか』『なんでも食べるか、乳製品は食べるか』『走るか、登るか、ジャンプするか、、』などなど聞かれます。

『2歳になったから冬のビタミンDは要らないよ』と言われ、ハテナだったけど、こちらは日照時間が短い冬、子どもにビタミンDを与えるようです。なるほど。

 

予防接種は母子手帳の英語表記を指さしながら説明(日付の記録が西暦でなく平成なもんでひと苦労)。日本では任意だったり無かったりで受けていない、髄膜炎、おたふく、B型肝炎の3つのうち、おたふくを医師の勧めで健診の最後に接種(ちなみに来月は髄膜炎を受けます)。日本と違って太ももに筋肉注射。突然注射を受けることになった息子、がんばりました。(1日1本までと決めているバナナ、今日はごほうびで2本食べました。笑)

 

最後に、健診手帳(ドイツ版の母子手帳みたいなもの)を貰いました。

が、表紙に記入されている名前のスペル適当だし、誕生日むちゃくちゃ!

この適当さ、ドイツあるあるだと思われます。

写真は待合室です。

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